こんな愉快な映画があっていいんだろうか⁉ いやー参った。
もし中学生の時にこれを見てしまっていたら、「おら、ミュージカル俳優になる」とわめいてアメリカへ行ってしまっていたと思う。
群舞が素晴らしい。歌も、ヒップホップ・ラップ・サルサ・R&Bまであり、全く飽きがこない。そして沢山の登場人物。その一人ひとりに見せ場があった。舞台を用意し、照明を当て、カメラのピントをキュッと合わせて見えてくる多様性という世界。
とにかく明るく楽しめる映画だが、それだけでなし。貧困問題・移民問題・親子のすれ違いまでも、力に変えて歌い踊る。自分もいつの間にか映画の中で誘い込まれ、「自分にとっての小さな希望とは何か?」を考える。
コロナ禍の鬱憤を吹きとばすような素晴らしい映画なのに、あまり話題になっていないのが、なんとも悲しい‼ 劇場公演期間は残る僅かとなってしまいましたが、どんな困難でも乗り越えていける勇気をもらえる作品ですので、是非とも機会があれば見てもらえたら! Moriyan
『イン・ザ・ハイツ』