近藤康太郎記者の楽しく書ける文章講座
まるでDJがライブをしている様な講座でした。
アロハシャツにサングラス、カウボーイハットの出で立ち。
参加者から事前に集めた文章を朗読し、良い所は褒めちぎってくれるのです。しかし、良くない部分はバッサバッサと直していました。
書き手を前にして鋭くも笑いをまじえての苦言に、200人超の参加者も大笑いでした。

近藤記者の文章を書くポイントは4つでした。
①文中にも妖怪が居る!
➁書き過ぎないこと。
➂書くべき事は書くこと。
④読者とは誰かを考える。
それぞれ解説していきます。
①文中にも妖怪が居る!
近藤記者と文章を読むと、見えていなかった妖怪が見えてきました。
まず1匹目は〝重複ドン〟「○○のこと」「○○のこととなった」「○○のことにした」など、同じ言葉が続いてしまう妖怪です。
2匹目が〝どっさりもっさり〟なんとなくもっさりしている文章です。
3匹目は〝分かりにっ壁〟書き手は分かったつもりで書いているけれど、読み手にとってはよく分からない……という文章です。
この妖怪達は、文章を読み辛くし、うんざりさせてしまうのが特徴です。
大切なのは、妖怪の様な悪文を感知する眼を磨き、妖怪を退治することです。
➁書き過ぎないこと。
大事な事こそ、書かれてしまうと、白けてしまうそうです。1番やってはいけないのが、常套句を使ってなんとなく格好つける事なのだとか。直接言葉にせずとも、読者に悟らせるのがライターの技術です!
➂書くべき事は書くこと。
このブログでも書いた『ラグビーを愛してしまって』を近藤記者に添削して頂きました。
チーム競技と個人競技の違いに驚いたという話題から、急に季節によっての水分代謝の話題に切り換えてしまったのが良くないとの指摘でした。チーム競技、タッチラグビーの魅力を深堀するのが、読者にとっても私にとっても必要なことだったようです。
④読者とは誰かを考える。
誰でも気軽に文章を発表できる時代です。それでも、特定の誰かを想定して文章を練ると、言葉は良い意味で力強くなるそうです。近藤記者は誰を想定しているのか……講演で語ってくれましたが、ここでは秘密にしておきますね。私の想定する人も……もちろん内緒です。
「全ての仕事に通じる!!」講演を振り返ってみて、強く感じました。どんな仕事も突き詰めると、言葉に行き着くからでしょう。〝読む〟〝聞く〟〝話す〟〝書く〟という言葉を取り扱う中で、〝書く〟という行為が、最も時間と労力がかかります。その分、書く事が熟達すると、仕事にも深みが増すはずです。鍼灸師の技術は中々言葉にする事が難しいですが、『言葉に出来ないものはない。言葉に出来ないと思っているのは、考えていないだけだ』との近藤記者の言葉を思い出します。習った技術を言葉でもアウトプットして、師匠や勉強会仲間に批評を仰ぐことで技術の向上を図ろうと思いました。
いつか、師匠の様に書籍の出版も目指して今からコリコリ書きます。
moriyan